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のほほんタイ暮らし

カテゴリ:旅‐インド( 25 )




名残惜しい デリー

あっという間のようで、けっこう長かった放浪の旅も終了。


バンコク行きの飛行機の時間まで、
この数日間、毎日遊んだ“コンノート・プレイス”でまったりすることに。
芝生の上では、たくさんの家族連れがのんびり日向ぼっこしています。

コンノートで出会うインド人の皆さんは、とても友好的です。 
スワンナプーム空港の話が弾んだり (来タイ経験のある若者)、
家族連れから果物を分けてもらったり・・・。

読書しながらゴロゴロしていると、
坊ちゃんは、いつの間にかお姉ちゃんとボール遊びをしていました。
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(坊ちゃんのわがまま遊びにつきあってくれました)



テクテク、芝生を歩いていると、
ちょいワル風ファッションのダンディーなオジ様が声をかけてきました。

オジ様 「日本人? 韓国人? 中国人? どこから?」
かぁ   「日本人です。」
オジ様 「most welcome 」 と言い、握手をして去って行きました。

もしかしてインド人は親日家?  
という思いが瞬時に駆け巡りました。




そうこうしていると、坊ちゃんは、
とある家族の皆さんに遊んでもらい・・・、家族の記念写真にまでおさまりました。
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(かぁちゃんも、ちゃっかり1枚撮影しちゃいました)


ここにいると、もしかして、もしかして・・・
ここ数週間 抱いていたインド人のイメージは偏見だったかも?
と、反省してしまうほど、明るくて笑いの絶えない優しい人々ばかり。

最後のこの数日間、
ネパールから インドに戻って来て、本当に良かった。 としみじみ。



あまりの長旅だったので、少しバンコクでパワーを充電してから・・・
今度はやはり、西インド・南インド・東インドも旅してみたい思います。
                         

そんなことを思いながら見る、
デリーでの最後の夕日は、あいかわらずキレイでした。
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(コンノート・プレイスで見る夕日)


これから、我が家のあるバンコクへ戻ります―。


           とぉちゃん、私たちを旅に行かせてくれてどうもありがとう。
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by thailand-2006 | 2007-12-31 10:05 | 旅‐インド

バザール巡り@デリー

3週間に及んだ母子旅、最終日を迎えました。

こんな日は何をしようかと考えてみるものの・・・、
ショッピングという気分でもないけど、バザールを廻ってみることにしました。

デリーのバザールは、タイのタラート(市場)と同じような感じかな。



有名どころバザールを押さえることに。
“メイン・バザール”へ向かうことにしました

デリー・メトロ(地下鉄)で、“Ashram Marg 駅”へ。
メインバザールは、インドを訪れるバッグパッカーはここへ立ち寄るという安宿街。
ニューデリー駅に近いこともあって、若者にとっては便利な滞在エリア。

これまた、朝早い時間だったので、
メインバザールにはあまり人がいなくて、牛ばかりが目立って、心細くなり・・・。
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(ようやく西洋人のお姉さんとすれ違いました)
こんな時、外国人を目にすると、心底ホッとしてしまいます。 
完全にアウェーな存在よね。

この周辺は、魔の通りでもあります。
おいしい勧誘には乗らないことです。  声かけの数がスゴかった!

異国の旅で心細くなりがちで、日本語を聞くと嬉しくなっちゃいますが・・・、
日本語には反応せず、会話は英語のみでするほうが無難な気がします。
                 

昼になるに連れ、メインバザールも人がどこからともなく湧いてきました。
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(まさに、バンコクのカオサン通りをちょっと庶民的にした感じの通り)

野良牛に自分のナンを与え、手を合わせている身なりのいいオジさんを見かけました。
                    これぞ宗教の違いだと、感心しちゃいました・・・。


メイン・バザールで、本日のパワーの80%を使い果たしてしまい・・・
フラフラ弱りながらコンノート・プレイスへ戻ってきました。

気づけば、年末。
コンノート・プレイス周辺の店も閉まっている所が多く・・・




苦し紛れに、コンノート・プレイス F ブロック周辺の地下にある
“パリカ・バザール” Palika Bazar へ潜ってみることにしました。
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(地下にあって、店が並ぶ細い道はつい迷子になってしまいそうなほど)

お土産ならここで揃いそうな、安値の服や雑貨が売られています。
タイのナイトバザールのデリー地下版みたいな雰囲気です。
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(ここでは、100R(約300円)でインドの正装子供服っぽいのを買ってみました)




“どうして、もっと早くここで買物しなかったのか” と後悔した穴場店が、
Central Cottage Industries Emporium
             セントラル・コテージ・インダストリーズ・エンポリウム。
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(コンノート・プレイスからJanpath通りを下って、徒歩10分くらいの場所)

れっきとした政府の物産店で、適正な値段で各地方の物産品を販売をして、
アクセサリーや服、おもちゃ、布地、家具、なんでも揃っていて1店で用が足りる。

何に驚いたかっていうと、
インド各地で交渉しながら値切って買ったモノのどれもが、
ここのエンポリウムの価格の方が安値! 品質もよいものが揃っている!
                          苦労して値引き交渉したのに~。

インド土産は、政府正規店エンポリウムで買うことをオススメします。


悔しさの中で、バザール巡りは終了。
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by thailand-2006 | 2007-12-30 09:53 | 旅‐インド

赤い砦 ラール・キラー

ジャマー・マスジット(インド最大のモスク)から歩いて15分のところに、
インドを代表する建造物があります。

ムガール帝国の5代皇帝シャー・ジャハーンが、
アーグラからデリーに都を移し、築城した「赤い砦」ラール・キラーです。
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赤い砦=レッド・フォートとも呼ばれている、赤砂岩でできた城で、
セポイの反乱後はイギリス軍が駐屯し、破壊された部分があるけど勇壮な佇まいは健在。

午前中の早い時間に行ったにも関わらず、
年末で、休暇でデリーを訪れている観光客も多いようで・・・、入場には長蛇の列。

そんな中、とても親切に声をかけてくれたツーリストポリスの方。
子連れだから別ゲートからどうぞ促してくれたけど、
他の家族も並んでいるのでお断りした。 心遣い、ありがたい(インドで初の親切)
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(ベビーカーで行かれるバリアフリー道を案内してくれたり、親切なポリスマン)



城内の造りは、アーグラ城に似ているものがあると感じました。
白亜の大理石の建物には、サファイヤやルビーが埋め込まれていたらしいけど・・・
今の姿は閑散。

坊ちゃんは、そんな城見学よりなにより、
かつてのきらびやかな玉座や、謁見の間を遠くから眺めるベンチ周辺で遊びます。
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(ベンチに腰掛けるお年寄りや、庭師さんと遊ぶ坊ちゃん)



その昔は、この周辺も宮殿があったと思われる広い敷地には、
今は芝生が敷き詰められ、ちょっとした庭園になっています。
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(坊ちゃん、気持ちよさそうに駆け回ります)

デリー観光でちょっぴり疲れた足を休めるのに、
ここでしばしゴロンと寝転がって休憩するのもいいかもしれません。
私たちは、ここで1時間ほどゴロゴロしてみました。




ここを出てからが、地獄だった・・・。
ラール・キラーの前に伸びる大通り Chandni Chowk 。(デリー版 浅草みたい)

最寄りの地下鉄の “Chandni Chowk 駅”へ行くには、ここを歩かねばなりません。
両側には店が所狭しと並び、寺院もあることから、人人人のおしくらまんじゅう状態。
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(人だけではなく、車道も大渋滞で、無法地帯。)

こうなると、というかここにいるインド人は、インド人らしいインド人なのか?・・・・
「自分さえよければよし」=他人は視界に入らぬ 状態。

ベビーカー押してようが、トラックが坊ちゃんにあと5cmまで近づこうが、
押しのけてぐいぐい進んでゆく・・・


インドでは、自分の身はもちろんのこと、
子供の身は、命を張って、親が守らねばならない。  と学びました。



子供が大切な存在で、子連れに寛容なタイの社会、 万歳。 
        
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by thailand-2006 | 2007-12-29 09:43 | 旅‐インド

オールドデリー

インドでの交通移動手段って、人力リクシャーとか、オートリクシャーとか、
せいぜいタクシーに乗れたら充分なんて思っていたけれども・・・。

いま滞在しているホテルがあるコンノート・プレイスは、
地下鉄 「デリー・メトロ」が2路線交差する“Rajiv Chowk駅”がすぐ下にある。

デリー移動は、地下鉄を駆使することに決定。
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(地下鉄の駅内。とても近代的で雰囲気は、バンコクの地下鉄MRTに似ている)

駅への入口は、とてもセキュリティーが厳しく、
バンコクの地下鉄で、形式的に行っているチェックとは違い、
軍人風の2人組ががっちり調べます。
  ・・・といっても、子連れなので大目にみてもらった感はあるんですけど、ね。
                    

このインドの デリー・メトロは、
日本の国際協力銀行からの政府開発援助(ODA)で、
現在も路線を延ばしている最中です。
地下鉄の製作費の約6割を、日本が資金援助しているとのこと。

バンコクの地下鉄も日本のODAが関わっているのを知ったし、
なんだか海外に出た方が、ODA(税金の使い道)を実感するな。
               


そのデリー・メトロ、とにかく利用しやすい。
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(これ、トラベルカード。デポジット+ルピーをチャージして使用)

行き先を表示している案内看板。
例えば、観光名所などの建物の写真も表示しているから、観光客にも一目瞭然。


坊ちゃんと共に、デリー・メトロでレッツゴー
目指すは、“Chawri Bazar 駅”。  
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(いくつかのバザールがここで繋がる交差点で、
                    人も牛もロバも、リクシャーも入り乱れ状態)

この一帯は、「オールドデリー」Old Delhi とされているエリアです。
ムガール帝国時代の都として栄えたエリアで、古めかしい庶民の町が広がっています。

その交差点から、Chawri Bazar を通り抜けて・・・
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(早朝なので、まだまだ人の姿はあまりありません)

目指すは、奥にドーンと見える大きなモスク。



“ジャマー・マスジット ” Jamma Masjidです。
ムガール帝国5代皇帝シャー・ジャハーンが1658年に完成させたインド最大のモスク。

遠くからでも均等のとれた美しいモスク。
世界史で習った「セポイの反乱」の時は、ここは死体の山となったとか・・・。

赤砂岩と白大理石の色の対比も、素敵です。
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(坊ちゃん、ひたすら鳩に大興奮・・・  母、階段登るの大変だった。)

インドってすごい。
大帝国を築いた偉大な国だったんだ 、と今さら 妙に感心してしまいました。
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by thailand-2006 | 2007-12-29 09:33 | 旅‐インド

コンノート・プレイス

母子2人旅、残るところ・・・あと3日。
ネパールで、心身ともに、すっかり生き返りました。

カトマンズ国際空港。
デリー~カトマンズ間は、しょっちゅう飛行機が遅れるとは聞いていたけど・・・
案の定・・・ 、5時間遅れ。

しかし、乗客は、皆 TVに釘付け。
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(パキスタンのブット元首相 暗殺のニュースに見入る人々)

インドと中国という大きな国に挟まれたネパール。
そのインドとパキスタンは、決して平穏な関係ではなく・・・
          (カシミール問題、パキスタンと中国の軍事協力など)
パキスタンの情勢は、ネパール国民にとっても関心の高い出来事のようです。



ネパールの人々はタイの政治にも関心を寄せています。

23日のタイの選挙について、何度もTVで放送。 (タクシン元首相のインタビューも)。
タイから来たことを伝えると、
多くのネパール人は選挙の結果、政権が交代することを知っていました。


とうとう、カトマンズとお別れです。    
また、いつか必ず来るよ~
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(世界遺産に登録されているカトマンズ盆地を惜しむ)






1時間半の飛行―。 インド・デリー到着。

インド滞在の後半は、
滞在先を “コンノート・プレイス” Connaught Place に選びました。
イギリスが計画的に、駐留するイギリス人のために造ったエリアで、
円形に緑の芝生広場と、それに沿うように道が走っているオシャレな一角。
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(マクドナルドも、オシャレな外資系ショップもある、整然とした綺麗なエリア)

インド滞在前半にかなりインドに疲れてしまった経緯から、
どうなることか・・・と心配したけど、
コンノート・プレイスに集うインド人の和やかなムードに安堵。 夕日もキレイ。
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(坊ちゃんも、芝生の上を思いっきり走り回って遊びます)


インドのホテルにはうなだれの連続だったけど・・・
後半滞在、たまたま予約を入れたホテルが大当たり。快適。
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(モダンなインテリアに24時間ポカポカの部屋。PCを持参すればネット使用可)

洒落たカフェとレストラン併設のデザイナーズホテル風。  
しかも1泊$130と、デリーでは安め。

宿泊先が充実していると、こんなにも気分が違うものか・・・と、
“ホテル選びの重要性” をインドでは実感しました。



すっかり気分が上々になり・・・
明日から、未知のデリーをテクテク散策してみます。
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by thailand-2006 | 2007-12-28 07:29 | 旅‐インド

ジャイプールと城塞

砂漠が西に広がっているラジャースタン州
(パキスタン国境と接している)の州都、ジャイプール。

ここは、乾燥地帯(=タール砂漠)への玄関のような場所ともいえます。


一見豪勢なマハラジャの暮らしですけれど、領地や地位を守るのにも
様々な工夫と攻略があったのことが、町やマハラジャの城を見ていてもわかります。


ジャイプルの旧市街は今も城壁に囲まれています。
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(旧市街を囲む城壁には、7つの門がある)

門がそれぞれにあって、その中は網の目のように道が張り巡らされている形は、
タイのチェンマイ旧市街 に似ています。

ジャイプルの町の建物は、こんな“陶器を焼いたような色”をしていて、
この赤い土色が町全体を明るい雰囲気にしている感じです。



町の中では、イスラム教の人々の姿を見ることも多かったです。
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(町のバザール近くで。イスラム教の女性と、荷物を運ぶラクダ)

その昔からそんなこともあったのか、
ラージャスターン地方の建築スタイル=イスラム様式の影響を受けたスタイル、
とも言えるんだそう。



この町を見下ろす小高い山(まるで崖)の上に、すごいマハラジャの城があります。
“アンベール城” へさっそく向かいました。
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(岩山に立つアンベール城から見た、奥にあるのはジャイガル要塞)
一度も敵の手に落ちたことがないという堅固な要塞。

すぐ下に位置するアンベール城ができるまで、この要塞にマハラジャが暮らしたとか。


そのアンベール城は、ジャイプルの威信をかけて築城された巨大な城。
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(白大理石でできた、ディーワーネ・アーム。ここから眼下に広がる谷と町の眺めも最高)

戦略的に優れたといわれている城塞ですけど、城壁の中は・・・
岩山の上で風通しもよく、窓にも強い日差し避けの工夫があり、巧妙な設計です。




ジャイプールから先は(さらに西)、もっと乾燥した地方になって、
砂漠文化とさらに裕福なマハラジャの暮らしが堪能できるんですが・・・
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(アンベールから見渡す眺め)

これ以上、奥へ進むのは断念。


お婆の体調が、ひどいことになっています・・・  
元気な60代といっても、無理は禁物ですからね。
デリーへ戻ることに。

ジャイプルからデリーまで車で約6時間―。
お婆は、そのまま高熱でフラフラしながら日本へ帰っていきました。
  (ちなみに帰国便はJAL直行便で、しっかりまっすぐ帰ることができたそう)




・・・かぁちゃんと坊ちゃんはというと、
西インドと南インドへ向かう予定だったんですけど・・・

じつのところ、疲れました。

その疲れた理由を、よく理解している様子の夫。  
というか、予想通りだったのか?
「じゃ、ネパールに行けば?」  との言葉で、隣国ネパールへ行くことに。

明日ネパールへ向かいます。
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by thailand-2006 | 2007-12-18 00:15 | 旅‐インド

マハラジャの暮らし

ジャイプールには、今もマハラジャが住んでいる宮殿があります。

この町は1726年に当時のマハラジャ(サワーイ・ジャイ・スィン2世)が造ったそう。
つまり、マハラジャとともにある町、ってことです。
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(シティ・パレスと呼ばれる、現マハラジャの住居。旗が上がっている時は在宅)

マハラジャの暮らしは、庶民にはとてもじゃないけど想像もできません。

現代では、この住居の一部(とーっても広い宮殿ですけど)を利用して、
先祖の衣装や使用していたモノを一般公開をする、博物館にしています。

その中には、バラナシのシルクのガウンやドレスもありました。



この宮殿を警備する、守衛さん。
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(頭に巻いているターバンは、1枚の長い布なんですよ!)

ここにギネス ブック登録モノがありました。
1900年初頭のイギリス国王戴冠式に出席した、当時のマハラジャが(ヒンズー教徒)、
大きな銀壺で、→聖水であるガンジス河の水を運び、沐浴したそうです。
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(遠近の関係で小さく見えますけど、坊ちゃんが10人くらい入れそうな大きさ)

この壺一つとったって、贅を尽くしているのがよくわかります。




贅沢といえば、
マハラジャ=美女。 

この宮殿のすぐ近くにある 『風の宮殿』。
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(奥行きがまったくない、薄っぺらい建物です)

王妃や後宮の女性たちが、ここから町を眺めていたそう。
この彫刻の造りは、顔を隠しながら町を眺められる構造になっているらしいです。




現在のマハラジャの写真を拝見しました。
そこに映るのは、少年でした。 
      (いつ撮影かわかりませんけど・・・。今はおっさんだったりして。)

どう転んだって、坊ちゃんはマハラジャにはなれないけど、
ちょっとそれっぽくして、坊っちゃんの品格を見てみました・・・。
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             はい、 さようなら~。
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by thailand-2006 | 2007-12-18 00:09 | 旅‐インド

14年間の都

アーグラー から約40Kmほど離れた小高い地に、
ムガール帝国時代に" わずか14年間のみ都があった "という城跡があります。


アーグラを発ち、さらに西へ約300Kmほど離れた ジャイプルへ向かう途中に、
ぜひとも立ち寄りたいと思っていました。   
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(道中、いくつかの村を通過。とある村では、家畜バザールが行われていました)

これまで、列車移動(しかも夜行)だったので、インド国土の風景を楽しむ余裕が
なかったんですけど、車移動 だと、景色と人々の暮らしを見ることができます。



デリーやバラナシでよく見かけた野良牛が歩く姿。
でも、同じくらい見るのが、ヤギを連れて歩く姿 なのです。
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(早朝で寒いので、布を掛けてもらいながらのお散歩のような風景)

ちょっとカワイイ風景・・・なんて思ってしまいますけど、
ヒンズー教で牛を食べないかわりに、ヤギ肉(+トリ肉)を食べます。
    訪れた町中では、解体の為にぶらさがっているヤギを何度も見ました・・・




アーグラから30分ほどで到着しました。
“ファテープル・シークリー”  Fatehpur Sikri
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(広大な宮殿の中の広場の一角にて。 ここも赤砂岩で造築されています)

世継ぎ(子供)ができなかった3代皇帝アクバル、
この地にいた聖者に会った時、「男児が産まれる」と預言されたそう。

翌年、男児(4代皇帝)が誕生したことから、3代皇帝はこの地へ都を移しました。

強固な城壁で囲み、5年の歳月を費やして完成させた都城。
宮廷あれば、モスクもあり(預言した聖者の墓もあり)、立派なつくりです。
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(パンチ・マハル(5層閣)の低層にて。この最高層は皇帝がくつろぐ場所だそう)



・・・しかし、
水不足と猛暑続きで、たったの14年でこの都を捨てることに・・・。
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(1枚の石を彫って、このような窓の装飾に。凝った造りの宮殿内)

都を作り、捨て・・・。 それでも帝国は健在だったそう。
3代皇帝の時代は、さぞかし強い帝国だったのね。



車を走らせ、約6時間―。
ジャイプルへ向かいました。
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by thailand-2006 | 2007-12-17 23:53 | 旅‐インド

宮殿ホテル@ジャイプール

マハラジャ。
とてつもない“富豪” だということは知っています。

マハラジャとは、地方の王(広いインドでは一国の王と等しい権力あり)のこと。
その制度自体は1947年に廃止されましたけど、
ジャイプールには、今もマハラジャの子孫が暮らしています。

代々・・・、マハラジャが住む町 “ジャイプール Jaipur”
デリーからは南西へ約270Km、
1728年に強大な勢力を持つ ラージプート氏族の王によって造られた町。
大理石や宝石が取れる地で、豊かな町=大富豪のマハラジャが君臨したそう。



長々と書きましたけど、 言いたいのはこれ。
ここまで来たら、マハラジャの宮殿ホテルに泊まる ってこと。
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(こちらが宮殿ホテルの入口)

宮殿ホテルは、マハラジャが住んでいた宮殿を改装して、宿泊できるスタイルへ・・・。
もちろん宿泊代金も、それなりにかかるわけですけど。

すっかり日が暮れてしまったホテル内の、広場の一つ。(たくさんあるのよ)
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(広すぎて、他の宿泊客には1組にしか会いませんでした)



しっかりと正装風な衣装も持参していたにも関わらず・・・、
旅の疲れもあって、超フツーな恰好で夕食に来てしまって・・・ 深く後悔。
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(シャンデリアが下がる大部屋で、私たちだけでお食事。お婆、嬉しそう)


じつのところ・・・
ここまでのインド周遊では、ホテルに泣かされっぱなしの連続だったんです。
毎晩、凍えながら眠り(窓も閉まらいことも)、ぬるいシャワーに、小汚い部屋・・・
      インド旅行は宿泊ホテルはある程度ケチらない方がいいかもしれません。

ですから宮殿ホテルは、 涙が出てきそうなほど快適。
マハラジャ万歳、 幸せ絶頂。  

宮殿ホテル内に、おもむろに飾られる 『歴代のマハラジャ』様も、
まるで神様 のように思えてなりません。
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(現在のマハラジャ(↑彼らの子孫)の写真なども飾られています)


宮殿内を散策していると・・・
なんだか・・・、 お婆の様子がおかしい・・・。  真っ青な顔してます。

宮殿に入って(温かい建物) ホッとして気が抜けたのか・・・、
お婆の体力にも限界が来たのか・・・、 
豪華絢爛さ加減にやられちゃったのか・・・、

高熱でぶっ倒れてしまいました。
一夜限りの疑似マハラジャ暮らしなのに、お気の毒・・・。

とうとう・・・
お婆も、遊び疲れた 坊ちゃんも、早寝してしまいました。




翌朝―。
お婆は相変わらずの高熱に、なんと声も出なくなっていました。 ご愁傷さま・・・。

坊ちゃんは・・・
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(素晴らしく、その姿がキマリまくっている 豪華ブランコに揺られる坊ちゃん)

かぁちゃんは、
ゆっくりお風呂に入って、ふかふか枕でぐっすりでした。

               インドの旅に「宮殿ホテル」、皆さんも ぜひ。
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by thailand-2006 | 2007-12-17 00:00 | 旅‐インド

アーグラ城

アーグラでは、“タージ・マハル” が有名ですけど、
もう一つ、忘れてはならない場所があります。

アーグラ城 Agra Fort
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(赤砂岩でできた城塞で、ムガール帝国の権力を示しているかのような存在)

ここアーグラに都を置いた3代皇帝アクバルが1565年に築城。
3代~5代の皇帝がここに住み、
それぞれの趣向が宮殿内に表れているのも興味深い。
世界遺産 登録は1983年。

この城をめぐるだけで、ムガール帝国(皇帝の生涯)の流れがよくわかります。


例えば・・・ジャハーンギール宮殿。
“ ジャハーンギール ”とは、4代皇帝のことです。   
                    ちょっと歴史の勉強みたいですけど・・・。
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(3代皇帝アクバルから始まり、それぞれの皇帝時代の話をガイドから聞きます)

子宝に恵まれなかった3代皇帝(アクバル)に、待望だった息子が誕生した場所です。
ここは、3代皇帝の妃と、息子(4代皇帝)が過ごした宮殿だそう。

ちなみに、3代皇帝にはヒンズー教・イスラム教・キリスト教など
様々な妃がいたそうですが、息子を産んだのはヒンズー教の妃で、
ヒンズー教様式の宮殿は一段と豪華でした。



そして、タージ・マハルを造った 5代皇帝シャー・ジャハーンの宮殿。
妃が過ごしたという宮殿は、
白大理石に、宝石が天井にも壁にも散りばめられたひときわ輝く宮殿。
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(トルコ石やエメラルド・・・世界中から宝石が集められて一面に飾り付けされていたそう)
 ↑の無惨な姿の壁は・・・
イギリス軍によって、ことごとく宝石をはぎ取られた後だという・・・。


余談ですけど・・・、
どの立場で説明するかで、ニュアンスって変わってきます。
私たちのガイドはインド人。 

インド人として、歴史を語り、伝えると・・・、
無意識に、話す内容はどこかに強弱がつくな、と感じました。



そして・・・、5代皇帝は息子によって、帝位を追われ、ここに幽閉されます。
囚われの塔からは、愛する妃が眠るタージ・マハルがよく見えます。
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(幽閉中、毎日この風景を眺めていたのだろうと思います)

ヤムナー川が湾曲して流れていることから、
アーグラ城からは、対岸にある美しい廟に目に映る タージ・マハル。
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(夕日に照らされるタージ・マハルを、アーグラ城から眺める)

大帝国の皇帝に君臨した人々の、いろんな想いが
このアーグラ城にあるような気がします。

外観は頑丈でゴツゴツした感じですけど、とても美しい城でした。
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by thailand-2006 | 2007-12-16 23:47 | 旅‐インド

バンコク駐在+出産と子育て ふだんの生活・食べもの・ひと・お出かけ情報など 何でもありのつぶやき日記です
by かぁちゃん
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